第3章:ミッション:インポッシブル3(2006)

数年後、イーサン・ハントはIMFの第一線から退き、訓練教官として若手を育成していた。私生活では恋人ジュリアと婚約し、彼女には自分の正体を明かさず普通の生活を送っていた。しかし、元教え子リンジー・ファリスが任務中に拉致され、イーサンは現場に復帰。仲間のルーサー、デクラン、ゼーンと共にベルリンで救出作戦を行うが、リンジーは爆発物を体内に仕掛けられており、助けられなかった。

黒幕は冷酷非道な武器商人オーウェン・デイヴィアン。彼は「ラビットフット」と呼ばれる謎の物体を狙っていた。イーサンは情報を得るためヴァチカン市国に潜入し、デイヴィアンを捕らえることに成功するが、護送中に仲間が襲撃され、彼は脱走。さらにジュリアが誘拐され、イーサンは彼女を救うため絶望的な状況に追い込まれる。

限られた時間の中、イーサンは上海でデイヴィアンの拠点に侵入。命懸けでラビットフットを奪い返すが、爆弾を埋め込まれ意識を失いかける。それでもジュリアに指示を与え、彼女自身の手でデイヴィアンを射殺させ、爆弾の起爆装置を解除。全てが終わった後、イーサンはIMFの正体をジュリアに明かし、二人は再び平穏な日々を迎える。


シリーズ3作目ともなると、キャストの豪華さもアクションの迫力も一段とスケールアップ。そんな中で印象的だったのは、やっぱりルーサーの「なんで名前呼んじゃうの!!?」というツッコミ必至の瞬間。緊迫感と笑いが同居する、この作品らしい名場面でした(笑)