第6作:ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)

「ローグ・ネイション」でシンジケートの首謀者ソロモン・レーンを捕らえてから2年。残党は「アポストル」と名を変え、世界を混乱に陥れるため暗躍していた。イーサン・ハントとIMFチームは3つのプルトニウム奪還作戦に挑むが、仲間ルーサーを救うため一時的に放棄し、核兵器を奪われてしまう。

CIAは任務失敗を疑い、監視役として敏腕エージェントのオーガスト・ウォーカーを同行させる。手がかりを追ってパリへ向かったイーサンは、仮面を駆使して武器仲介人ホワイト・ウィドウと接触。取引条件として、拘束中のレーンを脱走させることを要求される。壮絶な川の激流を利用した脱出劇の末、レーンは再び自由の身となる。


やがてウォーカーの正体がアポストルの一員であることが判明。彼の狙いは、プルトニウムを使ってヒマラヤのカシミール地方で核爆発を起こし、水資源を汚染して数十億人を死に追いやることだった。現地での最終作戦は、ルーサーとベンジーが爆弾解除、イーサンがヘリコプターでウォーカーを追うという三方向同時進行。険しい山岳地帯での空中アクションと肉弾戦の末、イーサンは最後の起爆装置をギリギリで停止。世界はまたも破滅の一歩手前で救われる。

任務後、CIA長官スローンはIMFを全面的に信頼することを宣言。イーサンは平和な一瞬を仲間と分かち合うが、次の不可能任務はすぐそこに迫っていた。

ウォーカーとレーン、二つの戦いが同時進行で繰り広げられる息詰まるクライマックスは、どちらも手に汗握る緊張感。個人的には字幕版で観るのを強くおすすめしますが(笑)、若かりしDAIGOさんと広瀬アリスさんの吹き替えが気になる方は、ぜひ吹き替え版でも楽しんでみてください。