年末や週末に一気に観たい、シリーズものの傑作映画をご紹介します。
比較的有名なものが多くなりましたが、
- 公開順がばらばらだったり、
- 昔の映画だからと手を出すことを躊躇ってしまっていた方にも、
ぜひこの機会に一気見してもらいたい作品ばかりです!
完結しているものもありますが、まだまだ続く人気のシリーズなどは、予算の拡大に伴ってますますスケールアップしています!
最新作を映画館の大きなスクリーンで堪能するためにも制覇していきましょう!
アベンジャーズシリーズ
言わずと知れたアクション超大作
アベンジャーズは、アメリカの2大コミック出版社のひとつ、マーベル・コミックが生み出したクロスオーバー作品です。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、スパイダーマン、ドクター・ストレンジなど、主役級ヒーローたちが一堂に集結し、シリーズを通じて壮大な物語が展開されます。
すべての作品が同じ「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」に属しているからこそ実現した、夢の共演。出演する俳優陣も、実力派から人気スターまで揃い、スクリーンに圧倒的な存在感を放ちます。
桁違いの製作費と最先端のCG技術によって描かれるアクションシーンは、まさに映画の限界を超える迫力。映像美、ストーリー、キャラクター、どれを取っても一級品です。
子どもから大人まで、世代を超えて楽しめるエンターテインメント超大作。映画史に名を刻むマーベルの傑作シリーズです。
- 家族で見たい
- 迫力ある戦闘シーンが見たい
- 時間をかけてじっくり見たい
アイアンマンシリーズ
アベンジャーズ屈指の人気キャラクター
先に紹介したアベンジャーズの中でも、屈指の人気を誇るヒーロー「アイアンマン」を主役に据えた作品です。
超人的な能力を持たない彼は、スーツと圧倒的なテクノロジーだけを武器に、他のヒーローたちと肩を並べて戦います。天才発明家としての卓越した頭脳と技術力で活躍する姿は、多くのファンを魅了してやみません。
さらに、普段は大富豪にしてプレイボーイ、自由奔放な性格でありながら、恋人(のちの妻)ペッパーの前ではなぜか頭が上がらないという、ギャップのある人間味あふれるキャラクター性も、愛される大きな理由のひとつです。
- 近未来的雰囲気の映画が好き
- SF作品が見たい
- 爽快なアクションシーンが見たい
ワイルド・スピードシリーズ
カーアクション映画の代表作
これまでにシリーズ通算10作品以上が公開されている大人気アクションシリーズ『ワイルド・スピード』。本作は、ド派手なカースタントを軸に、世界中の犯罪組織との抗争を描くハイテンションなエンタメ作品です。
近年では、車だけでなく飛行機、潜水艦、砕氷船まで登場し、アクションのスケールもケタ違いに進化。まさに“限界突破”の映像体験が味わえます。
さらに、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムといった超重量級の肉体派俳優たちによるガチンコのバトルシーンも必見。スピードとパワーがぶつかり合う、目が離せない展開の連続です。
そして、このシリーズの大きな魅力のひとつが「家族の絆」。どんなにスリル満点の戦いでも、家族とのつながりを大切にする登場人物たちの姿が心を打ちます。だからこそ、家族みんなで一緒に観るのにもぴったりな一本です。
- ド派手なカースタントが見たい
- 熱い男たちのバトルシーンが見たい
- 華麗なチームプレーを決めてほしい
スターウォーズシリーズ
SF映画の金字塔
『スター・ウォーズ』シリーズは、1977年の第1作公開から始まり、現在までに全11作品が世に送り出された伝説的SFシリーズです。
公開から40年以上経った今でも、唯一無二の世界観と壮大なストーリーは色あせることなく、今なお世界中のファンを魅了し続けています。
特に初期の3部作は年代的に古く、最初は少し手を出しにくいかもしれません。でも実は、SF映画の原点にして到達点とも言える作品群。観ずにいるのは本当にもったいない!その奥深さとスケール感は、まさに映画史に残る傑作です。
最近ではリマスターされたHD版も気軽にレンタル・配信で楽しめるようになっているので、ぜひ腰を据えてじっくりと、銀河の旅に出発してみてください。
上の画像では公開順に並べていますので、最新作『スカイウォーカーの夜明け』まで、一気に駆け抜けるのもおすすめです!
- 観たいと思っていたけど、どれから見始めればいいかわからない
- SFが好き
- アクションだけじゃなくてストーリー性も重視したい
ミッションインポッシブルシリーズ
大人気スパイ映画
有名なスパイ映画といえば『007』が思い浮かびますが、本作『ミッション:インポッシブル』は、シリーズを通してトム・クルーズが主演を務める王道のスパイアクションです(『007』では時代ごとに主演俳優が交代しています)。
トム・クルーズは失読症という学習障害を抱えながらも、圧倒的な演技力と身体能力で世界中を魅了してきました。とりわけ注目すべきは、代役を一切使わず、自ら危険なスタントに挑むプロ意識の高さ。高所からのジャンプ、時速200km超のバイクアクション、さらには本物の飛行機にぶら下がるシーンまで——そのすべてがリアルだからこそ、観る者を惹きつけてやまないのです。
2022年には還暦を迎えたトム・クルーズですが、衰えるどころかますます進化中。2021年にはシリーズ第7作の公開がされ、続く2022年にも第8作が公開されるなど、勢いはとどまることを知りません。
回を重ねるごとにスケールと迫力を増してきたこのシリーズが、果たしてどのような結末を迎えるのか——今後の展開にも目が離せません!
- スパイ映画が好き
- 近未来的な技術を使って諜報活動をする映画が好き
- トム・クルーズの行く末を見届けたい
ハリーポッターシリーズ
世界一有名なファンタジー小説
『ハリー・ポッター』シリーズは、イギリスの作家J.K.ローリングによって1997年に発表されたデビュー作です。今では全世界で累計発行部数5億部を超える、史上最も売れたシリーズ作品として知られています。
映画版は2001年に第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開され、2011年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで、全8作・10年にわたる壮大な物語が描かれました。
映画シリーズとしての人気も圧倒的で、『マーベル・シネマティック・ユニバース』や『スター・ウォーズ』に次ぐ、世界歴代3位の興行収入を記録。小説から映像化された作品の中では、最も成功したシリーズのひとつといえるでしょう。
物語とともにキャストも年齢を重ねていくため、観る側も彼らと一緒に成長していくような感覚を味わえます。キャラクターのイメージが明確に定着しているのも、このシリーズならではの魅力です。
子どもの頃に夢中になった方も、大人になった今見返せばまた違った視点や気づきがあるはず。ぜひこの機会に、ホグワーツ魔法の世界を一気見してみてはいかがでしょうか?
- 子供のころに映画館で見た20代の大人たち
- 金曜ロードショーのタイミングが合わなくて見れていない人
- 一気見するきっかけが欲しい人
ファンタスティックビーストシリーズ
ハリーポッターの続編!同じ世界線で描かれる人気シリーズ
『ハリー・ポッター』と同じ魔法の世界を舞台にしながら、魔法動物たちにスポットを当てたスピンオフ作品が、この『ファンタスティック・ビースト』シリーズです。
主人公は魔法動物学者ニュート・スキャマンダー。彼が世界中を巡って出会うのは、空飛ぶカバンから飛び出す小さないたずら好きのニフラーや、木のような姿をしたボウトラックルなど、個性豊かでキュートな魔法生物たち。ファンタジーの世界観と動物の魅力が絶妙に融合しており、動物好きの方やファミリーにもぴったりな作品となっています。
もちろん、魔法界の陰謀や過去の因縁など、シリアスなストーリー展開も見どころのひとつ。『ハリー・ポッター』ファンにはたまらない、ダンブルドアの若き日の姿や、グリンデルバルドとの因縁など、シリーズの核心に迫る要素も盛り込まれています。
現在、第3作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』まで公開されており、さらなる続編の製作も予定されている注目シリーズ。魔法の世界の新たな扉を開くこの物語に、今後も目が離せません!
- 動物が好き
- ハリーポッターシリーズが好き
- ファンタジー作品が好き
パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ
海賊といえばこれ
本作の最大の魅力は、なんといってもジョニー・デップが演じる“海賊ジャック・スパロウ”の存在感です。破天荒でお調子者、だけどどこか憎めない——そんな唯一無二のキャラクターを、卓越した演技力とユーモアで見事に体現しています。
主人公ジャック・スパロウが強烈すぎて話題をさらいがちですが、脇を固めるキャスト陣も非常に豪華。オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ペネロペ・クルスなど、国際的に知られる実力派俳優たちが名を連ね、物語に深みと華を添えています。ちなみにオーランド・ブルームの妻は、日本でも人気のモデル、ミランダ・カーとして知られています。
本作はディズニーが贈る冒険ファンタジーということもあり、スリル満点のアクションとユーモアが絶妙に融合。海賊たちの活躍と壮大な航海、そしてどこか寓話的なストーリー展開は、大人から子どもまで幅広い層に支持されています。
現在、ディズニープラスでシリーズ全作が配信中。ぜひこの機会に、ジャック・スパロウの大冒険を一気見してみてはいかがでしょうか?
- 海に生きる男たちのロマンを感じたい
- 中世ヨーロッパの世界観が好き
- 美男美女が勢ぞろいの映画が見たい
トランスフォーマーシリーズ
乗り物×ロボットのSF超大作
乗り物から人型ロボットへと自在に変形する知的生命体「トランスフォーマー」たち。彼らが故郷の星を追われ、地球へと辿り着いたところから物語は始まります。
このシリーズの魅力は、なんといっても宇宙規模で繰り広げられる壮大なストーリーと、トランスフォーマー同士によるド迫力のバトルアクション。まるで現実の世界に巨大ロボットが現れたかのような、圧倒的な映像美と臨場感に息を呑むこと間違いなしです。
もともとは日本の玩具メーカー「タカラトミー」が開発したロボット玩具が、アメリカでアニメとして人気を博し、さらにハリウッドで映画化されるという、異例の逆輸入的なヒット作でもあります。
作中には、スポーツカー、トレーラー、戦闘機など、さまざまな乗り物に変形する個性豊かなトランスフォーマーたちが登場。それぞれに性格や信念も異なり、きっと“推しの1体”が見つかるはずです。
アクション映画としてもSF映画としても一級品のこのシリーズ。迫力・スピード・感動すべてが詰まったロボット映画の金字塔を、ぜひ体感してみてください!
- アクションのあるSF映画が見たい
- 乗り物を使ったアクション映画が見たい
- 壮大なストーリーを楽しみたい
X-MENシリーズ
マーベル発!特殊能力に目覚めた新人類のストーリー
『X-MEN』は、『アベンジャーズ』と同じくマーベル・コミック発のヒーローアクション映画シリーズです。
物語の中心となるのは、特殊能力に目覚めた新人類“ミュータント”たち。彼らが人類との共存を目指す者と、支配を望む者に分かれて対立し、かつての仲間同士で戦うことになるという、葛藤と分断を描いたドラマチックなストーリーが展開されます。
それぞれの登場人物に深い背景や信念があり、単なる勧善懲悪では語れない奥行きが魅力。『アベンジャーズ』に比べて、ややダークでシリアスなトーンが全体を貫いており、より人間ドラマに重きを置いた作風が特徴です。
公開順と物語の時系列が一致していないため、少し混乱するかもしれませんが、基本的には公開順に観ていくことで自然と全体像がつかめる構成になっています。また、シリーズ序盤で人気を博したキャラクターたちの“過去”を描いたエピソードも後に制作されており、短期間で一気見することで物語のつながりや新たな発見が楽しめる作品群です。
複雑な人間関係、迫力のバトル、そして社会への問いかけ——すべてが詰まった、重厚で見ごたえのあるヒーロー映画。じっくり浸れる作品を探している方におすすめです。
- 特殊能力で戦う作品が見たい
- 重厚感のあるストーリーを楽しみたい
- シリーズを一通り見たけど、もう一度見返したい
バイオハザードシリーズ
日本の大人気ホラーゲームを実写化
『バイオハザード』シリーズは、日本のゲームメーカー・カプコンの大ヒットゲームを原作とした、アクション×ホラーの融合が魅力の映画シリーズです。
主人公アリスを演じるのは、抜群の運動神経を誇る女優ミラ・ジョヴォヴィッチ。激しいアクションシーンもほとんどスタントなしでこなし、観る者を圧倒する迫力の演技を見せてくれます。
本作はいわゆる“ゾンビ映画”に分類され、突如として死角から襲いかかるゾンビたちによるスリルと恐怖も大きな見どころです。そのためホラー要素が苦手な方は敬遠しがちかもしれませんが、実は本シリーズ、アクション映画としてもミステリー映画としても非常に完成度の高い作品。
物語の大筋は、ウィルスによって崩壊した世界で、巨大企業アンブレラ社の陰謀に立ち向かうアリスと仲間たちの闘い。シリーズを重ねるごとにスケールと演出が進化していき、謎に包まれたアリスの正体も少しずつ明かされていきます。
そして、2016年公開のシリーズ第6作『バイオハザード:ザ・ファイナル』で物語は完結。10年以上にわたって張られ続けた伏線が、ついに回収されました。
また、2021年には同じくカプコンの人気ゲームを原作とした映画『モンスターハンター』が公開。こちらもミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務めており、ゲーム原作アクション映画の女王としての存在感は健在です。
アクションもホラーも楽しみたい方には、まさに鉄板のシリーズ。まだ観たことがない方は、ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?
- ミステリー作品が好き
- 荒廃した世界が舞台の映画が好き
- かっこいいアクションが見たい
ナルニア国物語シリーズ
世界中で人気のファンタジー文学
『ナルニア国物語』は、C.S.ルイスによるアメリカの児童文学を原作とした、壮大なスケールのファンタジー映画シリーズです。
原作は全7部作で、すべての映画化が構想されており、現在は第3作まで公開。世界中に熱狂的なファンを持つ人気シリーズとなっています。
物語の舞台となるのは、クローゼットの奥から繋がる異世界「ナルニア国」。疎開先で暮らす4人兄弟が偶然迷い込んだその地で、世界を支配する白い魔女に立ち向かう冒険が描かれます。
『ハリー・ポッター』や『ロード・オブ・ザ・リング』を彷彿とさせる世界観の中に、多種多様な種族や幻想的な生き物たちが登場。兄弟それぞれに役割や成長の物語が用意されており、ただの冒険譚にとどまらない、心を揺さぶるドラマ性も魅力です。
特に、ファンタジー小説や異世界ものの漫画・アニメが好きな方にはたまらない要素が満載。神秘的で美しい映像、奥行きのあるストーリー、そして信じる力が試されるようなテーマ性が、本作を唯一無二の作品にしています。
夢中で異世界に没入したいときに、ぜひ観てほしいファンタジー映画です。
- ファンタジーな世界観が好き
- ファンタジーな種族が登場する映画が見たい
- 国と国が争う規模の戦いが観たい
ターミネーターシリーズ
一度は聞いたことのあるタイトルと劇中曲
『ターミネーター』シリーズは、アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作にして、SFアクション映画の金字塔ともいえる作品です。
記念すべき第1作は1985年に公開され、そこから34年の時を経て、2019年にはシリーズ最新作が登場。まさに“時を超えて”戻ってきたシュワちゃんの姿に、当時も大きな話題が集まりました。同じキャストでここまで続編が作られるシリーズは、映画史でも極めて異例です。
物語の舞台は、機械が人類に反旗を翻し戦争が勃発した未来。人類の希望となる英雄の誕生を阻止するため、ターミネーターと呼ばれる刺客が過去に送り込まれます。そして、その英雄を守るべく、味方として現れるのが、シュワルツェネッガー演じるアンドロイド。ここで生まれたのが、あまりにも有名な名台詞——
「I’ll be back.」
このシーンは今なお映画ファンの間で語り継がれる、伝説的な名場面。未見の方は、むしろこれから出会える“幸運”を楽しんでほしい一本です。
壮大な世界観、緊張感あふれるアクション、そして未来と過去を交錯させたタイムトラベル要素が絶妙に絡み合うこのシリーズ。SF好き・アクション好きなら見逃せない作品です!
- 時空を超えたSF作品が好き
- 機械と人間の争い的な展開が好き
- 知っていたけど、昔の映画の為手を出すのをためらっていた人
ジュラシックパークシリーズ
あの有名監督が手掛けた恐竜パニックアクション
『ジュラシック・パーク』シリーズは、スティーブン・スピルバーグ監督が手がけた、恐竜復活をテーマにしたSF映画の金字塔です。
恐竜映画というジャンル自体が少ない中で、本作は圧倒的な知名度と完成度を誇り、恐竜が登場する映画として世界的に最も有名な作品といっても過言ではありません。登場する恐竜たちは、当時の最新科学に基づいた描写で再現されており、そのリアリティと説得力はまさに“妥協なき映像体験”です。
舞台となるのは、絶海の孤島に建設された恐竜テーマパーク「ジュラシック・パーク」。遺伝子操作によって復活した恐竜たちを観光資源とする壮大なプロジェクトが、人間の制御を超えて暴走していくサスペンスフルな物語が描かれます。
圧倒的なスケール感、緻密な科学設定、緊張感あふれる展開——これらすべてを高いレベルで融合させているのは、まさにスピルバーグ監督ならではの手腕。
シリーズを通して進化する映像技術とストーリー展開にも注目で、映画史に残るSFアドベンチャーの名作として、今なお多くの人に愛され続けています。
- 有名SF作品をコンプリートしたい
- スティーブン・スピルバーグ監督作品が好き
- 実は恐竜が好き
メイズ・ランナーシリーズ
走る、生きるために
封鎖された土地で目を覚ました少年少女たちに課された使命——それは“迷宮を攻略すること”。
なぜ彼らは集められ、なぜ出口のない巨大な迷宮に閉じ込められているのか。その謎は、シリーズを追うごとに少しずつ明らかになっていきます。
本作は、アメリカのベストセラー小説を原作としたSFサバイバルアクション。若者たちの生き残りをかけた闘いと絆、そして裏切りや別れといったドラマが凝縮された作品です。
頼れる仲間に支えられながらも、常に不安と疑念がつきまとう閉鎖空間。誰が味方で、誰が敵なのか——まるで“人狼ゲーム”のような心理戦のスリルも味わえます。
全3部作で完結済みなので、続きが気になって止まらないタイプの方にもおすすめ。謎解き、サバイバル、裏切り、友情、そして希望——すべてが詰まった緊迫のストーリーを、ぜひ一気見してみてください。
- ミステリーな雰囲気の作品が観たい
- サバイバル感のある映画が観たい
- 仲間と助け合うシーンが熱い作品が見たい
ハンガーゲームシリーズ
独特な世界観を持つアメリカ小説が原作の人気シリーズ
独裁国家パネムで、反乱を抑えるための“見せしめ”として、毎年開催される残酷な催し――それが「ハンガー・ゲーム」です。
各地域から12〜18歳の少年少女が男女1名ずつ選ばれ、計24人が命を懸けて殺し合うという、極限のサバイバルゲーム。この非情な舞台に、妹の代わりとして名乗りを上げた少女、カットニス・エヴァディーンが立ち向かいます。
主人公カットニスを演じるのは、ジェニファー・ローレンス。彼女は本作をきっかけに一躍スターとなり、翌年には『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞を受賞。力強さと繊細さをあわせ持つ演技で、観客の心をつかみます。
独裁国家の娯楽として催される“殺し合い”という過酷なテーマながら、緻密に作り込まれた世界観と、人間ドラマに満ちた原作小説の魅力が存分に発揮された作品です。
緊張感あふれる展開の中にも、希望や仲間との絆が描かれ、ただのバトルものでは終わらない深みのあるストーリー。社会構造への鋭いメッセージ性も含まれており、観ごたえは十分です。
シリーズは全4作で完結しているので、ぜひこの機会にカットニスの戦いと成長の物語を一気見してみてはいかがでしょうか。
- 退廃的な世界観の作品が好き
- 独裁国家に立ち向かうといった響きが好き
- サバイバルゲームの結末が気になる
キングスマンシリーズ
英国紳士の華麗なるスパイアクション
『キングスマン』は、スコットランド出身の人気脚本家マーク・ミラーによるコミックを原作としたスパイアクション映画です。マーク・ミラーは他にも、『キック・アス』やDCコミックの『フラッシュ』、マーベルの『シビル・ウォー』など、数々の話題作を手がけてきたことで知られています。
物語の舞台はイギリス。スーツに革靴、テーラー(仕立て屋)を装ったスパイ組織という、まさに“英国紳士の嗜み”を詰め込んだ世界観が特徴です。そこに、原作コミック由来のブラックユーモアや過激な演出が加わり、スタイリッシュでどこか洒落っ気のあるアクション映画として、唯一無二の魅力を放っています。
ガジェット満載のアクションシーンも華やかで、テンポよく繰り出されるユーモアが心地よく混ざり合い、思わずクスッと笑える瞬間も多数。重苦しさのない作風で、洋画があまり得意でない方でも序盤からスッと入り込める作品です。
スパイ映画としての本格派のカッコよさと、遊び心ある演出が融合した『キングスマン』。おしゃれで刺激的なアクション映画を観たい方には、まさにぴったりの一本です。
- おしゃれなアクションが観たい
- コメディ要素もある映画が観たい
- スパイ映画が好き
トワイライトシリーズ
ヴァンパイアとの禁断の恋を描く大人気ラブストーリー
『トワイライト』シリーズは、全5作からなる世界的大ヒットの恋愛ファンタジー映画です。
キャッチコピーは
「人間とヴァンパイアの禁断のファースト・ラブ」
「すべてを奪われたい」
「世界中がハマった究極の純愛映画」
物語の中心となるのは、クリステン・スチュワート演じる女子高生ベラと、ロバート・パティンソン演じる美しきヴァンパイア、エドワードの禁断の恋。人間と不老不死の存在という“越えられない境界”を抱えながらも、惹かれ合っていく2人の姿が描かれます。
ヴァンパイアとの恋という一見奇抜な設定ながら、物語はあくまで真摯に「愛とは何か」を問いかけていきます。運命に抗いながら愛を貫く2人の姿には、王道の純愛ドラマとしての深い感動があります。
やがて恋だけでは済まされない選択と決断が迫られ、二人が乗り越えていく数々の困難と、その先に待ち受ける未来に、観る者の心は強く揺さぶられるでしょう。
ファンタジー、ロマンス、そして心を焦がすような愛の葛藤。“ただの恋愛映画”ではない深みを持った『トワイライト』シリーズ。まだ観ていないなら、この特別なラブストーリーにぜひ浸ってみてください。
- キュンと来る恋愛映画が観たい
- チープなラブコメでは満足できない
- 家族の絆が描かれる作品を観たい