はじめに
「子供から大人になるまでにはいったいなにが待っているのか」
改めて考えてみました。
普通に大人になっていく過程を羅列しても面白みがありません。
あえて大人から子供までを逆算してみることでなにか気づくことがあるかもしれない!
というわけで、今回は大人から子供までの道のりを逆算してみました!
※あくまで一般的に多いであろうパターンで考えています。
すべての人に当てはまるわけではないし、このパターンが最適だとも思いません。
それぞれに人生があって、どれがいいのか、といった話ではないことを前提とさせてください。
大人になる、の定義
大人の目安として「20歳」を超えているかどうか、が考えられます。
ですが20歳は自立しているといえるでしょうか?
大学にまで通うことを考えると、まだ2回生です。
この時点で自分で稼いで自分の力で生計を立てている人はかなり少数派だと思われます。
というかほぼいないと思います。
では、4年生大学卒業の目安となる「22歳」はどうでしょう。
大学院に進むことも考えるとまだ経済的に自立はしていないと思います。
年齢では判断が難しいため、今回は「大学を卒業して就職するまで」を大人になる定義とします。
※4年生大学に行くことがベストだとか、高卒で働いている人は自立していないってことなんか!とかそういうことではないのでご容赦ください。
そういう人が多そうだなという勝手なイメージです。
不快な気持ちにさせてしまったらすみません、それはきっと私の稚拙な文章力のせいです。
逆算してみる
大学卒業
まずは大学卒業です。というか最後は、ですね。
留年の可能性もありますね。
卒業研究の発表や、卒業論文の提出なんかもこの大学最後の時期にあることが多いかもしれません。
理系と文系、または学部によっても違うのかも。
進路決定
大学卒業前には進路は決まっていてほしいですね。
なにも決まらずに卒業!となるとその後は・・・?
と不安になりますね。
多くの人は就職か進学になるかと思いますが、その他の道もいくつもあっていいはずです。
- 憧れのあの国で暮らしてみたいから、海外に行く!
- この人と一生一緒にいると決めたんだ・・・結婚する!
- やりたいことがまだ見つかってないんだ、働くのはもう少し後にして養ってほしい
などなど。
就職活動
大学卒業後は働くことを決意した勇者たちが就職活動をする時期がきます。
だいたい大学3回生の3月〜夏前くらいまでに決まるように動き始めるかと思います。
ただ就活生諸君に伝えたい。
なんでもっと前から自分の人生を真剣に考えてこなかったんだ!
自分の人生の主役は自分しかいないのに、周りに合わせてなんとなく大学生やってないですか?
もったいないです。
いつから夢=職業になってしまったんだ・・・。
- お金持ちになりたい!
- 有名になりたい!
- 歴史に名を残したい!
- 周りの人から尊敬されるような人になりたい!
もちろん憧れの職業になりたいという夢も素晴らしいです。
ただ、職業は到達点ではなくて、手段でもいいと思うんです。
職業を手段と捉えると、その先を考え始めます。
それが本当にやりたいことだったり、なりたい自分だったりするわけです。
この時期に自分の人生と向き合う時間は必要だと思うので、親は子供に聞いてあげてもいいのかもしれないですね。
きっかけって大事です。
研究室配属
なにを学んでその先なにをしたいのか考える時期です。
卒業、ひいては卒論のために研究室を選ぶのはあまりもったいないです。
専門性はその後の人生で大きな武器になります。
「私は人よりもこれに詳しいんです。」
と胸を張って言えることは社会に出てから大きなアドバンテージとなります。
大学入学
どの大学に行くかで人生は決まらないと思っています。
ただ人は環境で作られるとも思っています。
「どこで」「なにを」するのか。
どちらかが欠けても大学生活は大きく変わってしまいます。
バイトを始めたり、サークルに入ったり、環境が大きく変わる時期です。
一人暮らしを始めたりもするかもしれません。
自分で決めることが多くなるこの時期は大人への入口といえるかもしれません。
高校卒業
次に分岐点となるのは高校卒業ですね。
進学するのか、働き始めるのか。
高校生と大学生では義務教育かどうかという違いもありますし、20歳の分岐点を迎えることもあって高校を卒業すると成長したなあと感じるかもしれません。
大学受験
人生で最もプレッシャーのかかる場面のひとつです。
高校と大学の間には深い谷があって、受験に失敗するとその谷にかかるはずの橋が崩れ落ちるようなイメージもあるかもしれません。
ですが、橋を渡った向こう側に自分が欲しいものが必ずあるわけではないのです。
そもそも目の前に谷があるだけで、少し歩けば同じ目的に着くことだってできるはずです。
行きたい大学になぜ行きたいのか、考えれば考えるほど不安になるかもしれません。
しかし、考えることは今やるべきことを知るために必要なことです。
大学受験が全てではないですが、それは後になってわかることと理解しておくのも大事ですね。
卒部
部活動をやっていれば卒部の時期がきます。
高校生活で打ち込んだものから離れると、燃え尽き症候群になりやすいのも知っておくべきポイントです。
真剣に取り組んだものほどその存在は大きくなるものです。
燃え尽きられるほどのめり込むものができた経験は誇らしいことです。
誰もが得られるものではありません。
その先の人生でも残り続ける財産になることでしょう。
修学旅行
高校の修学旅行は青春の1ページになりうるイベントですね。
「どこに行ったか」「だれと行動したか」「なにをしたか」
良くも悪くもずっと覚えているものです。
合唱コンクール
高校によってあったりなかったりするかもしれません。
音楽は一生の趣味になりうるものなので、人生のどこかで音楽に関する成功体験であったり、忘れられない思い出ができるといいですね。
文化祭 ×3
高校生活では3度の文化祭があるかと思います。
大学でも学祭があったりしますが、正直全く違うものだと思います。
高校生のうちにしかできないこと、意外と多いですよね。
体育祭 ×3
運動が苦手な方にとっては存在意義を疑うようなイベントだと思います。
ただひとつ言いたいのは、体育祭が盛り上がる高校、ひいてはクラスに所属できることはとてもラッキーなことだと思います。
他の人を巻き込んで、真剣に物事に取り組むにはものすごいエネルギーが必要です。
巻き込む側はもちろんですが、巻き込まれる側にとっても、貴重な時間になることでしょう。
高校入学
義務教育の最後の3年間が始まります。
高校生はできることも限られますが、高校でしかできないことが多いのもまた事実。
部活や恋愛、好きなことを見つけて、悩んで、乗り越えて。
心も体も成長する時期になります。
中学校卒業
あっという間に高校生になってしまいそうです。
やりたいことの幅がどんどん広がっていくと思います。
高校受験
国公立を目指すのか、私立高校に行くのか。
多くの人が最初に経験する第一の試練が高校受験だと思います。
その後の人生の分岐点となりうるイベントですが、望んだ道以外にも道は続いているとわかるのはその道を振り返ってみた時だけかもしれないです。
中学校入学
中学生になった途端にお兄さん・お姉さんになったように感じるかもしれません。
早い子は思春期を迎えることもあるかもしれませんね。
小学校卒業
本当に6年間もあったのか、きっとあっという間に過ぎ去ります。
中学受験?
する人はしますね。
家の教育方針がもろに出てくる部分だと思います。
小学校入学
環境が大きく変わる時期です。
友達ができるかどうか、勉強についていけるかどうか。
不安なことが増えて心配もつきないと思います。
学校が楽しくないなら、他に楽しい場所を作ってあげてもいいのかもしれません。
学校だけがすべてではないと私は考えています。
幼稚園・保育園卒業
送り迎えがなくなりますね。
仕事と育児の両立は本当に大変だと思います。
ご苦労様でした。
親の手を離れて楽になる気持ちと少しばかりの寂しさがあるのかもしれません。
幼稚園・保育園入園
子供たちは仲良くなるのも早いかもしれません。
大人たちはどうでしょうか。
ママ友・パパ友の付き合いが大変な環境もきっとあるのだろうと思います。
人は集団になると性質が変わることがあります。
1対1だとそこそこ気が合うのに、5〜6人集まるとなんだか苦手な人かも・・・と感じることはよくあることだと思います。
付き合いたい人とは丁寧に、そうじゃない人とは適当に。
人付き合いはそれでいいと思います。
結論
子供にはイベントがたくさんありますね。
お金持ちが最後に欲しがるのは若さと時間だといいます。
一度きりの人生、精一杯生きてほしいと思います。