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至高の小説紹介「乙女ゲー世界はモブには厳しい世界です」

三嶋 与夢さんの作品『乙女ゲー世界はモブには厳しい世界です』

本作の作者である三嶋 与夢さんの代表作には『セブンス』があります。そちらも面白いですが、本作はより洗練されて、読みやすく、かつユニークな作品となっています。
作家さんも日々、進化していっているんですね。
異世界転生ものでありながら、乙女ゲーの要素(ざっくり言うと恋愛要素やヒロイン優位な設定)を巧妙に取り入れて、予想外の方向に物語は駆け抜けていきます。
それでは、一押し作品「乙女ゲー世界はモブには厳しい世界です」の概要と注目ポイントを紹介していきたいと思います!

概要

主人公は、田舎の男爵家の3男であるリオン。
リオンはある日、頭痛共に思い出す。
この世界は、生前にプレイしていた乙女ゲーの世界だったのだと。

リオンは、男にとっては過酷な女尊男卑のこの世界で、ある目的のために戦うことを決意する。
そんな中、この物語のカギを握る”失われた古代文明の遺産”である飛行船ルクシオンを手にする。人工知能を搭載したルクシオンは次第にリオンの唯一無二の相棒となっていく。

国の成り立ちや、女尊男卑にいたった過去、古代文明が滅びた真相など、事態は急展開を迎えることとなる。
乙女ゲー世界はなぜ乙女ゲー世界なのか?ふわっとした設定に隠された事実とは!

壮大なスケールで描かれる笑いあり涙ありの超大作。
いったいモブとはなんだったんだ、躍動しまくるリオンさん。笑

注目ポイントその1「相棒ルクシオン」

本作の主人公に匹敵する重要な役割を果たす飛行船ルクシオン。普段は小型ロボの形状でリオンについていきます。もはやヒロインといってもいいくらいリオンとずっと一緒におり、離れる期間はほんの少しだけという。笑 まさに無機物ヒロインなルクシオンですがなんと人間が大嫌い。笑 正確に言うと新人類と呼ばれる人たちにものすごい嫌悪感を持っています。それはもう、とにかく滅ぼしたくて仕方がない。ぶっ飛んだヒロインです。(性別はもちろんありません。一人称は私なので、勝手にヒロインにしているだけです。)

リオンとルクシオンの出会いこそが結果として世界を変えていくわけなんですが、この出会いは必然でした。なぜなら、主人公のリオンは転生者であり、生前の記憶に乙女ゲー世界の知識があったからなんです。乙女ゲー世界にハイスペック飛行船が登場するのも不思議な話ですが、そこにももちろん理由があります。
古代文明の核心に迫るストーリー、要注目です。

注目ポイントその2「妹」

主人公には生前、妹がいました。
自分がこの世界に転生してきてから、元の世界の家族はどうなってしまったのか気にかかるリオン。
さあ、この妹。
どこにいるんでしょうね?笑

注目ポイントその3「乙女ゲー世界」

乙女ゲーって主人公の女の子がたくさんのイケメンに囲まれてハーレムを作ることが根幹部分になりますよね。そのイケメンたちはいろんな特徴を持っていて・・・。
本作ではその設定を見事にストーリーに取り入れて、物語を彩る重要な役割を担っています。
また、主人公のライバルとなるいわゆる”悪役令嬢”もいるのがお約束ですよね。
安心してください、ちゃんと登場します。笑
ただ、悪役令嬢って誰にとって悪なんでしょうか。主人公?主人公が絶対正しい世界では、ですよね。本作の主人公は男爵家の3男のリオンです。乙女ゲーの主人公の立場にいるのは一体・・・。
他にもお約束ではあるけれども、ユニークな設定でさらにキャラとして昇華されている人物がたくさん登場します。多様なキャラクター達がその後どう物語に絡んでくるのかも要注目です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
本記事の最後まで辿り着かずに、早速読みにいかれた方もいらっしゃるでしょうか笑
とにかくこのレベルの小説が無料で公開されているんです!

読まず嫌いはよくない!本当に面白い小説と出会うチャンスを逃してしまうこともあります。騙されたと思って手に取ってみてください。(決して騙すつもりもありませんが。笑)今までスルーしていた作品にも手を出すきっかけになるかもしれません。

一人でも多くの方にこんなにも素敵な小説があることをお伝えできればと思います。